蓮は、仏教では極楽浄土を象徴する花です。
仏教そのものの象徴としても大切にされ、
お釈迦様の仏像は
蓮華の台座の上に置かれています。
蓮はどんなに濁った泥沼で育っても、
その花はけっして泥に染まることなく、
本来の清浄な美しい姿を持っています。
「蓮の花」は、亡き人の心に灯りをともして、
極楽浄土へ辿り着いてください
という思いが込められています。
また、初七日を迎える日、
故人が三途の川をお渡りになられる際、
蓮の葉をお舟代わりにされるとも
いわれております。